明石高専祭テーマ / 実行委員長挨拶

 まず、3月11日に起きた東北太平洋沖地震におきまして亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。  あの痛ましい震災が起きたとき、僕は部屋でテレビを見ていました。画面の向こうで起こっている現実とは思えない映像に、目を覆いたくなったのは僕だけではないと思います。   あれから半年以上が経過していますが、まだまだ被災地では戦っている人達がいます。震災によって、僕達は、「人と人との繋がりの大切さ」を知りました。そして、それをどうにか高専祭で生かせないか、と考えました。  そこで、「影響しあう」という意味を持つ「React」に「復興」の意味も込めて、「Re:ACT」というテーマにしました。また、イメージカラーを白にすることで、ここからもう一度色を加えて行こう、という気持ちを表しました。関西にいる僕達のエネルギーが、今も戦っている人達に届くくらい、一人一人が楽しむことで、いい祭にしていきましょう!   最後になりましたが、ご協力してくださった先生ならびに職員の皆様、暖かく見守ってくださった保護者や近隣住民の皆様、いつもありがとうございます。 そして準備に全力で取り組んでくれた学生の皆さんや実行委員のみんな、本当にありがとう。   泣いても笑っても2日間。最後にみんなで笑えるものにしましょう! (明石高専祭実行委員長 小山 善寛)